オメガライナ-工法
形状記憶を秘めた塩ビ管
オメガライナ-工法とは
オメガライナー工法は、あらかじめ工場でω状に折りたたんだ形状記憶性能を持つ硬質塩化ビニル管を既設管内に引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元し圧縮空気により既設管と密着させ強固な自立管を構築する工法です。
▼ オメガライナー工法の特長 ▼
● Ω状に折りたたまれた管
● 円形復元した状態
加熱のみで円形にスピード復元。
安全・確実な管路更生スピーディーで容易な施工性。
安全・確実な管路更生スピーディーで容易な施工性。
工期短縮とコスト削減が可能です。有機溶剤を用いないため臭気が発生しません。
更生管材初の
Ⅰ類認定適用資器材
Ⅰ類認定適用資器材
(公社)日本下水道協会の認定工場で
製造されており、品質が安定しています。
製造されており、品質が安定しています。
日本下水道協会の新規格「下水道熱形成工法用硬質塩化ビニル更生管」(JSWAS K-19)で「オメガライナー工法用パイプ」が更生工法初のⅠ類資器材に指定されました。
建設技術審査証明にて
既設管追従性が認められています。
既設管追従性が認められています。
地盤変位等にともなう既設管への追従性を有しており、耐震性に優れます。
取付管の更生ができます。
既設管の曲りや段差にシワなく追従。取付管のみの更生も可能です。
基本仕様
用途
下水道、農業用水、工業用水、排水樋管などの更生
目的
強度復元、止水、掃流性の向上、耐食性の向上、木の根侵入防止、
耐震性の向上など
耐震性の向上など
適用管径(既設管)
R(Ⅰ) 自立管タイプ:φ150~400
R(Ⅱ) 二層構造管・ライニングタイプ:φ150~450
R(Ⅰ)Z 自立管タイプ:φ200~250
R(Ⅱ) 二層構造管・ライニングタイプ:φ150~450
R(Ⅰ)Z 自立管タイプ:φ200~250
曲がり
10°以下
最大施工延長
60~120m(管径による)
耐震性能
レベル1地震動において設計流下能力を確保
レベル2地震動において流下機能を確保
既設管追従性有り
レベル2地震動において流下機能を確保
既設管追従性有り
建設技術審査証明書
施工手順
1.既設管への引き込み
マンホールよりオメガライナーを既設管に引き込みます。
ドラム巻き長さは50m以上(呼び径により異なる)で、1スパンを無接続で引き込み可能です。
2.蒸気加熱で円形復元
ボイラーユニット車よりオメガライナーの内部に蒸気を送り込みます。
蒸気によって加熱されたオメガライナーは形状記憶効果により円形に復元します。
蒸気によって加熱されたオメガライナーは形状記憶効果により円形に復元します。
3.圧縮空気により既設管と密着
円形復元後、低圧の圧縮空気(0.03~0.20MPa)を送り込むことで、既設管内面に密着します。
低圧をかけたまま空気で冷却することにより、完全に密着して、
耐久性、耐食性に優れた塩ビ管による更生管路が完成します。
低圧をかけたまま空気で冷却することにより、完全に密着して、
耐久性、耐食性に優れた塩ビ管による更生管路が完成します。
4.取付管穿孔
取付管口を穿孔し、既設取付管と接続します。