SPR工法

どんな断面でも水を流しながら施工可能

SPR工法とは
SPR工法は既設管の内側に硬質塩化ビニル製プロファイルの更生管を製管し、既設管と更生管の間隙に特殊裏込め材を充填。古くなった管きょを既設管・更生管 ・裏込め材が一体となった強固な複合管として蘇らせます。
SPR工法
紹介動画

▼ SPR工法の特長 ▼

道路を掘り起こすことなく施工できます。
機材は全てマンホールから管路内に入れるため、道路を掘り起こすことなく、施工できます。非開削のため土砂などの廃棄物の発生がありません。

どんな断面形状でも対応できます。
円形、矩形、馬蹄形をはじめあらゆる断面形状に対応します。

通水しながら施工が可能です。
下水を流しながら施工可能なため、本管内の仮排水は不要です。

自走式なら長距離施工、
曲線施工が可能です。

管路施設の耐震化が可能です。
避難施設と処理場間の管きょや国道など重要道路下、軌道下などの管きょ施設の耐震対策として最適です。

製管途中でも作業の中断が可能です。
急な集中豪雨時などでも作業を中断することができます。また、プロファイルの接続により作業を再開できます。

基本仕様

用途
下水道、農業用水、工業用水、排水樋管などの更生
目的
強度復元、止水、掃流性の向上、耐食性の向上、木の根侵入防止、
管きょ勾配の設定(更生管φ800㎜以上)、耐震性の向上
適用管径(既設管)
円形:φ250~5,000㎜
非円形:短辺900㎜~長辺6,000㎜
短形きょ、馬蹄きょなどあらゆる断面形状にも適用可能
曲がり
最大曲率半径5D
5D超は別途処理により施工可能
最大施工延長
60~500m(管径による)
製管時環境
水を流下させながら製管可能。水位は管径の30%程度かつ60㎝以下。
流速1.0m/s以下
耐震性能
レベル1地震動において設計流下能力を確保
レベル2地震動において流下機能を確保
建設技術審査証明書
(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明書を取得しています。

施工手順

1.製管
管内にプロファイルを引き込み、製管機でらせん状に巻きながら更生管を製管します。製管方法には元押式と自走式があります。
元押式
自走式

プロファイル
硬質塩化ビニル製プロファイルは、
製管機により両端がロックされ、
強固な更生管を形成します。

管更生材初!
認定工場制度適応
硬質塩化ビニル製プロファイルは、
製管機により両端がロックされ、
強固な更生管を形成します。

2.浮上防止工・支保工
更生管径730mm以上は更生管内に支保材を設置し、浮上防止及び更生管の変形防止を行います。
更生管径730mm未満は裏込め注入時の更生管の浮上り防止のため、更生管内に金属チェーンを引き込み、
下水を利用もしくは給水車にて充水します。

    

3.裏込め注入
本工法用に開発した裏込めモルタルを注入します。
注入前に取付管用水栓を取付けます。
管口はシールして裏込め注入管を設置します。

    

裏込め材
専⽤に開発した無収縮モルタルで、
硬化後の耐久性に優れ安定した強度が得られます。
⽔中でも分散せず、⽔を押し出しながら細部まで注⼊できます。

4.取付管穿孔
取付管口を穿孔し、既設取付管と接続します。

実績

第1回ものづくり日本大賞
経済産業大臣賞受賞
平成17年、SPR工法開発者が
第1回ものづくり日本大賞を受賞。
日本の産業・文化の発展を支える「ものづくり」を
承継・発展させていくことを目的に
創設された「ものづくり日本大賞で、
600件余りの中から厳しい審査を勝ち抜き、
経済産業大臣賞「製品・技術開発部門」に輝きました。

第59回大河内賞
大河内記念賞受賞
生産工学・生産技術分野の卓越した業績を
顕彰してきた大河内賞。
そのなかでも特に顕著な業績に授与されるのが
最上位の大河内記念賞です。
この度、管きょ更生工法「SPR工法」が
建設業界としては初めて
その栄誉に輝きました。

2013 グッドデザイン賞
「見えないインフラの安全性がいかに大切か、
このSPR工法は従来の管路の内側に
既設管と一体になった強固な構造をつくるもので
コストパフォーマンスも高い。
インフラ整備に於ける高度な技術は
今後不可欠であり、賞賛したい。」
との評価を頂きました。